ホンダ シビック e:HEV RSを試乗してきた。Honda S+ Shiftの音が面白い!【写真13枚】

2026年08月27日(木) カテゴリ: ブログ,

ども。おやじです。

先日、Honda Carsでホンダ シビック e:HEV RSに試乗してきました。

今回乗ったのは、2026年6月に追加されたばかりのe:HEV RS。2.0L直噴エンジンと2モーターハイブリッドに、新制御技術のHonda S+ Shift(エスプラスシフト)を組み合わせたモデルです。

試乗車のボディカラーは、鮮やかなプレミアムクリスタルレッド・メタリック。走り出して印象に残ったのは、しっかりした乗り味と、Honda S+ Shiftが作り出す疑似的な変速音でした。

シビックらしい実用性はそのままに、ハイブリッドでも運転を楽しめるように仕立てられた、かなり欲張りな1台です。

赤いホンダ シビックRSのフロント斜め


シビック e:HEV RSってどんな車?

シビック e:HEV RSは、2026年6月に追加されたハイブリッドのスポーティーグレードです。PRELUDEに続いてHonda S+ Shiftを搭載し、RS専用サスペンションや専用タイヤ、マットベルリナブラックの18インチアルミホイールなどを採用しています。

主なスペックはこちら。

  • パワートレーン:2.0L直噴アトキンソンサイクルエンジン+2モーターハイブリッド
  • エンジン最高出力:141PS/6,000rpm
  • エンジン最大トルク:182N・m/4,500rpm
  • モーター最高出力:184PS/5,000〜6,000rpm
  • モーター最大トルク:315N・m/0〜2,000rpm
  • トランスミッション:電気式無段変速機
  • 駆動方式:FF
  • ボディサイズ:全長4,560×全幅1,800×全高1,415mm
  • 車両重量:1,470kg
  • タイヤ:235/40R18 95Y
  • WLTCモード燃費:24.0km/L
  • 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
  • 全国メーカー希望小売価格:4,659,600円(税込)

※価格・仕様は2026年8月時点。登録諸費用や有料色などは別途必要です。

燃費のよいe:HEVに、変速のリズムや音、操作する楽しさを加えたのがe:HEV RSです。普段使いのしやすさを残しながら、走ることそのものを楽しめる立ち位置ですね。


外観:赤いボディと黒いパーツがカッコイイ!

まずフロントから。

低く構えたボンネットと横長のLEDヘッドライトで、ワイド感のある顔つきです。派手なエアロで主張するというより、シンプルなシビックを黒いパーツで引き締めた感じ。赤いボディとの組み合わせがよく似合っています。

e:HEV RSは18インチアルミホイールをマットベルリナブラックで仕上げています。足元が黒いと、プレミアムクリスタルレッド・メタリックがさらに鮮やかに見えますね。

リアはハッチバックらしい傾斜したテールゲートに、小ぶりなブラックのスポイラーを装備。リアバンパー下部も黒でまとめられ、落ち着いた雰囲気の中にスポーティーさがあります。

ホンダ シビックRSのリア斜め

おやじ的には、これくらい控えめなスポーティーさがちょうどいい!


内装:赤いアクセントとS+ Shiftが気分を上げる

ドアを開けると、ブラック基調の室内に赤いアクセントが入っています。

水平基調のダッシュボードは見晴らしがよく、パンチングメタルのエアコンアウトレットに入った赤いラインがRSらしいところ。派手すぎませんが、通常グレードとは違う特別感があります。

ホンダ シビックRSのフロントシートと運転席

フロントシートはプライムスムースとウルトラスエードのコンビシート。身体が触れる部分の質感がよく、見た目にもスポーティーです。レッドステッチもいいアクセントになっています。

助手席側から見たシビックRSのインパネ

運転席側から見たシビックRSの内装

センターコンソールはボタン式のエレクトリックギアセレクターで、見た目はすっきりしています。

その横にはHonda S+ Shiftやドライブモードのスイッチ、電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールドなどがまとまっています。通常はハイブリッドらしく気軽に扱えながら、スイッチひとつで走りの雰囲気を変えられるのが面白いところです。

シビック e:HEV RSのセンターコンソール

9インチHonda CONNECTディスプレーはGoogleを搭載。ナビや音楽などの操作がしやすく、BOSEプレミアムサウンドシステムも標準装備されています。

シビックRSのHonda CONNECTディスプレー


後席:スポーツモデルでも普段使いをあきらめない

シビック e:HEV RSは5人乗り。全高は1,415mmと低めですが、ホイールベースが2,735mmあるため、後席の足元には余裕があります。

ルーフが後ろへ向かって下がるデザインなので、背の高い人は頭まわりを実車で確認したほうがよさそうです。それでも、大人が普通に座れる後席があるのは大きな魅力。2ドアのスポーツカーとは違い、家族や友人を乗せる場面にも対応できます。

2026年6月の改良で後席用USB Type-Cポートが追加されたのも、普段使いではうれしいポイントです。

ホンダ シビックRSの後席


ラゲッジ:ハッチバックらしく、かなり使いやすい

テールゲートを開けると、開口部が大きくて荷物を積みやすそうです。

床はフラットに近く、奥行きも十分。RSだからといって荷室が犠牲になっていないので、買い物や旅行はもちろん、趣味の荷物を載せるのにも使いやすいと思います。

ホンダ シビックRSのラゲッジスペース

横引き式のカーゴエリアカバーは、巻き取り式で扱いやすいのが特徴。荷物を隠したいときだけサッと引き出せます。

カーゴエリアカバーを閉じたシビックRSの荷室

床下にも収納スペースがあります。普段使わない小物や洗車用品を分けてしまえるので、荷室をすっきり保てますね。

シビックRSのラゲッジ床下収納

テールゲートは大きく開くため、雨天時や狭い駐車場では後方のスペースに注意が必要です。

内側から見たシビックRSのテールゲート

荷室側面にはBOSEプレミアムサウンドシステムのサブウーファーもあります。12スピーカーで、移動中の音楽も楽しめる仕様です。

シビックRS荷室側面のBOSEサブウーファー


走りの感想:しっかりした乗り味が好印象

走り出してまず感じたのは、乗り味がしっかりしていること。

フワフワした感じではなく、車体と足まわりがきちんと動いている感覚がありました。RS専用サスペンションらしい安定感があり、短い試乗でも「これはいいな」と思える乗り味です。

モーターは停止状態から315N・mの最大トルクを発生するので、アクセルを踏んだときの反応もスムーズで力強い。速さを強く主張するというより、操作に対して素直に前へ出る感覚が気持ちよかったです。

Honda S+ Shift:疑似的な音が出て面白い!

そして今回いちばん面白かったのが、Honda S+ Shiftです。

シビック e:HEVはモーターで走るため、本来は一般的な多段変速機のようなギアチェンジはありません。ところがHonda S+ Shiftを使うと、仮想8段の変速に合わせてエンジン回転や駆動レスポンスが変化し、疑似的な変速音も聞こえてきます。

パドルを操作すると音と回転数の変化がついてくるので、ただ速いだけではなく「自分で走らせている」感じを楽しめました。本物の有段変速機ではありませんが、この演出は素直に面白い!

ZR-Vのe:HEVは滑らかで落ち着いた走りが魅力ですが、シビック e:HEV RSは同じハイブリッドでも運転を楽しませる見せ方が違います。普段の速度域でも遊び心を感じられるのが、S+ Shiftの良さだと思います。


気になったところ

良いところが多いシビックRSですが、購入前に確認したい点もあります。

  • 車幅は1,800mmあり、狭い道や駐車場では少し気を使う
  • しっかりした乗り味は、柔らかさを優先する人には好みが分かれる可能性がある
  • 235/40R18タイヤなので、交換費用は事前に確認したい
  • 車両価格は465万9,600円で、有料色や諸費用を含めるとさらに上がる
  • 低いシルエットのため、後席の頭上空間は体格によって確認が必要
  • S+ Shiftのサウンド演出は、購入前に一度試して好みに合うか確認したい

一方で、使用燃料はレギュラーガソリンで、WLTCモード燃費は24.0km/L。スポーティーなモデルでも、日常での燃料代を抑えやすいのはe:HEV RSの強みです。


まとめ:走りも荷室も欲しい人にちょうどいい

シビックRSを見て、乗って感じたポイントをまとめます。

  • しっかりした乗り味で、安定感が好印象
  • Honda S+ Shiftの疑似変速とサウンドが面白い
  • モーターの滑らかで力強い加速を楽しめる
  • RS専用の足まわりで、ハイブリッドでも操る感覚がある
  • 赤いアクセント入りの内装がスポーティー
  • 後席と荷室が広く、家族でも使いやすい
  • BOSEサウンドやHonda CONNECTなど快適装備も充実
  • レギュラー仕様で、WLTCモード燃費は24.0km/L
  • ただし価格と1,800mmの車幅、18インチタイヤは要確認

正直、乗り出しでは安いクルマではありません。

それでも、5人が乗れて荷物もしっかり積める実用性に、RS専用の足まわりとHonda S+ Shiftの遊び心を組み合わせた内容には魅力があります。休日だけの特別なクルマではなく、毎日の相棒として運転を楽しめるところに価値を感じました。

ZR-Vにも通じるe:HEVの滑らかさがありながら、乗り味はしっかりしていて、音と疑似変速で気分を高めてくれる。シビック e:HEV RSは、ハイブリッドでも走りの楽しさをあきらめたくない人に合う1台です。

S+ Shiftの音や感覚は文章だけでは伝わりにくいので、気になる方はぜひ一度試乗してみてください。

ではでは!


参考リンク

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